自然流で生きる修行

自然の流れを大事にしながら、自分らしく、自然体で生きれるための学び

THE禅アカデミー

今日は月曜日。

多くのサラリーマンが憂鬱な気持ちで出勤したことでしょう。

なぜこんなに「働く」ということが憂鬱な人が多いんでしょうね。

なんか不自然ですよね。

尊い労働というものが、人間を憂鬱にさせるというのが間違ってる気がずっとしてます。

 

ちょっと話が変わりますが、

今月から阿部敏郎さんと向令孝さんが始めた「THE禅スクール」という

ネットサンガに参加してます。

 

サンガというのは仏教と学ぶ共同体のこと。

それをインターネットを中心にやっている6か月間の企画です。

 

「禅」というものを一度本格的に学んでみたかったんで、参画いたしました。

 

禅的に大事なことは、「利他の精神」と「今やっていることになりきる」ということ。

 

この二つの精神で仕事もできれば、憂鬱が喜びに変わると思われます。

 

「利他の精神」というのは、他人のために貢献すること。

 

他人に貢献すること自体が、自分を助けることになる、という考え。

 

これは頭ではわかっているけど、最近体でわかってきました。

 

今までは、やはり他人によく思われよう、してあげたら喜ぶだろうなと思って、

利他やってました。

だから、相手から評価されたり、喜びをもらえると、こちらもうれしいわけです。

しかし違う見方をすると、条件付きの「利他」。

「利他」になりきってはいない。。

 

そんで、最近はやる最中に体が喜んでいるのを感じるようになってきました。

 

喜びのコメントをもらわないでもいいわけだから、余計なお世話、独りよがりになる可能性もありながら、相手のことを思って行為を行う。

そのこと自体に喜びを感じる。

これが大事なんじゃないかと思うようになりました。

 

2番目の「なりきる」は、いまだ修行中。

まだ、あーだこーだ、考えながら、作業をやっている自分がいます。

邪念が多いのよね。

邪念の中に取り込まれずに、目の前のことに集中する。

それが禅のようです。

 

禅的生き方の最大の敵は「恐れ」のような気がします。

自分はこの世で生きていけるだろうか、他人は自分を評価してくれるだろうか、

そんな恐れや不安があると、利他やなりきるがうまくできませんね。

 

この「恐れ」の超越、これが最大の私のテーマかもしれません。